674年、ウマイヤ朝を継ぐ者が二人、生を受けた。一人は、後に第6代カリフとなるワリード1世。もう一人は、その後を襲うスライマーンである。二人はともに第5代カリフであるアブドゥルマリクの子だった。
ワリード1世は即位後に積極的に版図を広げ、西はモロッコやスペイン、東はインドやトルキスタン、中国国境にまで至った。ウマイヤ朝がその版図を最大とした瞬間である。彼は内政でも尽力し、学校や病院、モスクなどを多数建設した。しかしその一方、彼は自らの子を次代カリフにと願っていた。
だが彼の画策が実らぬうちに、42歳で没する。スライマーンは自らを除外せんとした兄の仕打ちを恨み、ワリード1世の功臣だった者たちから次々と地位を剥奪、粛正した。
同年の生まれであるから、おそらく異母兄弟だったのだろう。兄に対する憎しみは、幼き頃から積み重ねられたものだったのかもしれない。
ワリード1世は即位後に積極的に版図を広げ、西はモロッコやスペイン、東はインドやトルキスタン、中国国境にまで至った。ウマイヤ朝がその版図を最大とした瞬間である。彼は内政でも尽力し、学校や病院、モスクなどを多数建設した。しかしその一方、彼は自らの子を次代カリフにと願っていた。
だが彼の画策が実らぬうちに、42歳で没する。スライマーンは自らを除外せんとした兄の仕打ちを恨み、ワリード1世の功臣だった者たちから次々と地位を剥奪、粛正した。
同年の生まれであるから、おそらく異母兄弟だったのだろう。兄に対する憎しみは、幼き頃から積み重ねられたものだったのかもしれない。
などと無責任にほざきながら、今日はターゲットタエボーの胸&肩および腹筋。私が言うのもなんだが、恨みや憎しみは原動力としては卓越しているけど推進力には変えにくいよね。
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