ビリーズブートキャンプ726回目

SSBN-726＜オハイオ＞はアメリカの原子力潜水艦。今日ではSSGN-726と呼称を改めている。
＜オハイオ＞は同級の1番艦で、戦略原潜として誕生した。核弾道弾を搭載した原子力潜水艦は核戦争における反撃力として比類なき存在である。
＜オハイオ＞は＜トライデント1＞ミサイル24基を搭載できた。同ミサイルはそれぞれ8基の再突入体を搭載する。つまり、一隻で実に192発もの核弾頭を敵地へとたたき込めるのだ。たった一隻を仕留め損ねるだけで、どのような大国も致命的な損害を免れ得ない。仮想敵国にそのことを知らしめ、もって核戦争という選択肢を打ち消さす。それが、＜オハイオ＞の役割だった。
だが今日、最初に述べたように＜オハイオ＞はその類別を巡航ミサイル原潜へと改めた。核弾道弾はすべて下ろしている。
 新たに搭載しているのは最大154発の＜トマホーク＞巡航ミサイル。その弾頭はすべて核ではなく通常弾だ。さらに大型のロックアウト・チェンバーも備えた。いずれも、その目的は大量破壊兵器による抑止ではない。＜トマホーク＞は敵軍事拠点への精密かつ限定的な打撃を、そしてロックアウト・チェンバーはSEALsなど特殊部隊の隠密作戦支援を目的としている。
おそらく開戦劈頭、すみやかに敵の抵抗力を排除することが主な役割として期待されているのだろう。冷戦終結後、かつての表看板を新たな役割にすばやくシフトさせたアメリカ海軍という組織には、舌を巻くしかない。

などと評論家面でほざきながら、今日はターゲットタエボーの二頭筋＆三頭筋、胸＆肩およびヒップ。目指せトランスフォーメーション！