766年はハールーン・アッ=ラシードの生年。アッバース朝第3代カリフであるマフディーと、元は女奴隷だったハイズラーンの間に生まれた。父と兄の跡を継ぎ、後に第5代カリフとなる。
即位前からバルマク家の後見を受けていたようである。
彼は東ローマ帝国との戦いで幾度も勝利をおさめ、アッバース朝を絶頂期へと導いた。
彼は権勢を誇るバルマク家を処断して直接統治を図っているが、残念ながらその試みは必ずしも成功とは言えなかった。高位軍人らが次第に権力を強め、国の統一性は次第に弱まっていく。
彼は武勇のみならず学芸にも力を入れていたようで、「千夜一夜物語」においても風雅を好む君主として描かれている。
学校で名前は習ったはずだったが、そんなキャラだったのか…などと頼りないことをほざきつつ、今日はTAEBO T3 トランスフォーメーション。
おれもちったぁ世の中の役に立って、どこかの誰かの記憶の片隅になにかを残したいものだなあ。
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