ドボアチンHD780はフランスが計画した水上戦闘機。第二次大戦中の名戦闘機、D520をベースとしていた。
計画ではシンプルなD520の主翼を逆ガルに改め、そこに双フロートをとりつけることとなっていた。
D520は自由フランス軍でもビシー政府軍のみならず、その他枢軸国でも使われており、ことに運動性と急降下性能ではMe109E以上だったとされる傑作機だ。しかし双フロートとなると重量はかなり増えただろう。
そもそも、基地造営の遅れをカバーするため水上戦闘機を必要とした日本軍ならともかく、主敵ドイツと陸続きのフランスがなぜまたそんな機体を開発しようとしていたのか。そんなリソースがあったなら、D520の量産を急いだ方がましだったのではないか。
などと後知恵で偉そうにほざきながら、今日はターゲットタエボーの背中およびヒップ。重量増はマイナスが大きいからなあ。気をつけねば。
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