ビリーズブートキャンプ785回目

785年9月、造営が続く長岡京にて藤原種継が射殺された。
同年1月には宮殿で新年の儀式がおこなわれたとの記録もあり、遷都は順調に進んでいたと言えるだろう。宮殿は難波宮を淀川経由で移築した物らしい。このあたりは、水運に適した場所を選んだ強みが出ていたと言えるだろう。
遷都を事実上監督した種継には多くの権力が集中していたであろうから、やはり敵も多かったに違いない。暗殺者として大伴竹良が捕縛され、次々と十数人が処刑された。
首謀者は事件直前に死亡した大伴家持（あの万葉集で知られる歌人）とされ、さらに皇太子である早良親王までが廃嫡、配流された。早良親王は無実を訴えて絶食し、遂には死に至った。
なんとも血なまぐさい話である。

とまあ聞いたようなことをほざきながら、今日はターゲットタエボーの背中および腹筋。わしは権力なんか持っていないから、そう怨まれることもないわいな。ラッキーラッキー。