ボーイング787<ドリームライナー>は開発中の旅客機。
ライバルであるエアバス社は超大型旅客機A380でハブ空港間を結ぶことで効率化できると考えたのに対し、ボーイングは中型機に似合わぬ高速と大航続距離で目的地間を直接結ぶほうが効率的だと考えた。
胴体は777ほどではないが767よりも太く、エコノミークラスなら横に8席配置できる(767は7席)。また床下貨物室も大きく、航空会社の売り上げに貢献できるとされている。
これらの革新を実現するために複合素材が大規模に採用されている。主翼の炭素繊維複合素材には三菱重工の技術が採用されており、それ以外にも川崎重工や富士重工なども参画している。
しかしやや野心的すぎたか、その開発は遅延している。今年10年11月には試験飛行中に配電盤で火災が生じ、以後の試験飛行は現時点で停止されたままである。
まあA380もかなり遅延し、最近もエンジントラブルがあったのだから、一人ボーイングだけが問題というわけでもあるまい。というか、最近の航空機開発で最初から最後まで順調だった事例を見た記憶がない。
なんでも高度化が進んでいるから、問題が生じるケースも増えているのだろう。などとあたりさわりのないことをこきつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩、二頭筋&三頭筋、背中。
しくじっても高みを目指すことは忘れないようにしないとな。
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