805年はイスラーム法学者、シャイバーニーの没年。
彼は同じくイスラーム法学者であるアブー・ハニーファー、アブー・ユースフに学び、彼らとともにハナフィー学派の学祖となった。
ハナフィー学派は数あるイスラーム法学派の中でも類推(キヤース)を重視しており、それゆえに柔軟な法解釈を可能としている。
また、シャイバーニーはイスラーム国際法(スィヤル)についても考察を残しており、このため「国際法の父」グロティウスと比較されることもある。
とまあ例によって知ったかぶりを繰り返しつつ、今日はエリートのミッション1。
けっこう立派な師には恵まれているのだが、自らの非力さ故にそれを活かせぬのは無念。
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