821年は弘法大師空海が讃岐の万濃池(満濃池)を改修した年。
701年頃に、讃岐国の国守である道守朝臣が灌漑用のため池として整備したが、818に洪水により決壊。築池別当として派遣された空海が3ヶ月でこれを改修している。
その後も何度か決壊しており、ひどいときは400年以上も決壊したままとされていた。
しかし明治に入ってから嵩上げ工事や導水工事も進み、今や日本最大の灌漑用ため池となっている。
しかしどういう訳か伝説化され「空海が池を築いた」「空海が杖で地を突いたら池が湧いた」などとされている。また、幾度も決壊があったにも関わらず、「竜が空海への恩返しに池を護っている」「一度も決壊したことがない」などとすら語られている。
人間ってのは忘れるものだねえ、などと思いつつ今日はターゲットタエボーの胸&肩および二頭筋&三頭筋。
わしもちゃんと習慣を継続して、よくわからない「おはなし」にならぬよう努めないとな。
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