847年は、唐に渡っていた僧、円仁が帰国した年。
最澄の下で学んだ円仁は最後の遣唐使の一人として海を渡るが、短期留学扱いだったという。しかし熱意あふれる彼は不法滞在まで試みるが、失敗。だが新羅人らの助力もあり、五台山、そして長安で学問に励んだ。
多数の仏典を書き写したものの、今度は帰国を願い出ても拒否される。しかし巡り合わせであろうか「会昌の廃仏」により外国人僧として国外退去が命じられ、結果的に帰国がかなった。
彼の旅の記録「入唐求法巡礼行記」は日本人初の本格的旅行記として知られ、また唐末期の記録としても重要視されている。
世の中、熱意のある人ってのはいるもんだねえ、と鼻をほじりながら、今日はターゲットタエボーの胸&肩および二頭筋&三頭筋。
熱意か…自分でそれに水をかけるような日々は、あんまり気持ちのいいもんじゃないよな。
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