888年はフランク王カール三世の没年。
父の残した領土を二人の兄とともに分割して受け継いだ彼だったが、いずれも結局彼が引き継ぎ、東フランクを手中に収めた。さらに西ローマ皇帝にも戴冠し、884年には西フランク王カルロマンの死により、 同国の王ともなった。つまり、フランク王国を再統一したのである。
だがどういう訳か戦となるとからっきしだったようで、幾度もイタリア遠征を試みるが失敗、パリではヴァイキングに金銭を支払っての講和までしていた。
こうなると彼の権威を軽んずる者が現れるのは避けられない。887年、甥のアルヌルフが反旗を翻す。カール三世はただ逃れるだけで、有効な策はとれなかった。そして翌888年、彼はナイディンゲンの地で息を引き取る。
すごく運に恵まれているんだが才覚はそれに伴っていなかったんだろうな、と思いつつ今日はターゲットタエボーの二頭筋&三頭筋、ヒップ、腹筋。
親をはじめ家族には悪いが…ワシはこの可哀想な王様になんか近しいものを感じる。
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