974年はベトナム李朝の祖、李公蘊(りこううん)の生年。
それまでの前黎朝が後継者争いや暴政で混乱すると、彼は幼少の皇帝から帝位を奪い、自らの王朝を開いた。
彼は現在のハノイへと遷都させ、また仏教を国教とした。彼の李朝は9代にわたって続き、「ベトナム史上最初の長期政権」ともされる。
このためもあってか今日も一定の敬意が払われているようで、2011年8月23日にベトナム海軍に編入された改ゲパルト級フリゲイト(ロシア製)にも、彼の廟号である「李太祖」(リ・タイ・ト)の名が与えられている。
なお、 同艦はベトナム海軍にとっては2番艦にあたり、同国で最も有力な水上艦の一つである。
とまあ強引に得意ジャンルに話をひっぱりつつ、今日はエリートのミッション1。革命を経た国のアイデンティティってのはなんか複雑だな。
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