<デ・ジョヨン>(大祚栄)DDH-977は大韓民国海軍の駆逐艦。その名は渤海国初代王の名にちなんでいる。
<イ・スンシン>(李舜臣)級の3番艦にあたるが、対艦ミサイルをハープーンから国産のヘソン(海星)に、また短魚雷Mk46を国産のチョンサンオ(青鮫)に改めている。
32セルのMk41VLSにスタンダードミサイルを、またCIWSとしてRAMとゴールキーパーを装備し、一定以上の防空能力を有している。デザイン面ではステルス性が重視されており、RCSはコルベットなみだと言う。
その一方で、搭載ヘリコプターはやや小型のスーパーリンクス(2機)に留まっている。また機関配置がパラレル式であったり、上部構造物の大半がアルミ合金製など、ダメージコントロールについてはあまり重きを置いていないようだ。
しかしながらソマリア海賊対策の一環として任務に就き、イエメン漁師らの救出といった実績も重ねている。遠隔地での長期任務に堪えられてこその外洋海軍であり、その意味では実力を有する艦だと言えよう。
などとあたりさわりのないことをほざきつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩および背中。まあ、なりふりかまわぬエネルギッシュさが求められる時もあるよね。
国内防衛産業の維持を考えてミサイル等の兵装を高コストの国産に切り替えているんだろうか
研究開発費の高騰、受注数の少なさから中小国の防衛産業はどこも厳しい状況にある。
自国の防衛に携わる企業の赤字化、採算割れ企業の撤退に伴うインフラと技術力の喪失。切実な問題なんだろうナァ。
投稿情報: まつもと | 2012-04-10 22:21