Hi-Low-Mix

Eclipseで開発が可能になった「Adobe Flex 2」

アットマーク・アイティより。

ここで見てきたとおり、Flex Builder 2はFlash利用経験のないJava開発者にはうってつけのリッチクライアント開発環境だ。とはいえ、もちろんビジュアル開発環境のみですべてを実装す ることは不可能で、プロダクション開発での利用にはMXMLとActionScript 3.0の習得が不可欠となる。MXMLはシンプルなマークアップ言語であるため割とすぐに理解できるが、ActionScript 3.0のマスターには一定の時間を要する。

面白そうなソリューションだ。アドビがPDFによるワークフロー改変をたくらんでいるところから察するに、このFlexによるクライアントはいずれAcrobatにも組み込まれるだろう。そうすれば、オンラインでもローカルでも同じ使いやすいインターフェースで複雑なワークフローを利用できるようになるに違いない。
あくまで推測（妄想？）でしかないが、理想的なクライアント環境だ。できれば今の内に習得したいところだが、こちとらJavaもFlashもデータベースもまるっきり知らないからなあ。

ドコモ、W-CDMA/GSM対応のノキア製iモード端末「NM850iG」

ケータイWatchより。

iアプリも利用可能だが、DoJaのバージョンは1.55e。503iシリーズ相当とのことで、iアプリが登場した頃のDoJa 1.0と同等の能力だという。なお、Nokia 6630ではネイティブアプリがインストール可能となっているが、NM850iGでは利用できない。

つまり、シンビアンOS向けアプリを利用できないってこと？それじゃあ、ボーダフォン702NKのカッコをしているってだけじゃん。
まあ、「サポートしない」ってのが「利用できない」と報道されるのはよくある話だから、決めつけるのは早い……かな？

Web型コラボレーションソフト「Zimbra」で“イントラネット2.0”を実現

Enterprise Watchより。
Ajaxを利用したWebアプリケーション版グループウェア。WinのOutlookだけでなく、MacのiSyncとも連携できる。

ZCSは基本的にWebからのダウンロード販売をしています。また、パートナー企業と組んでホスティングサービスを行っており、SOHOや創業したてのベンチャーにも提供しています。

これはいいなあ。たぶんサイボウズあたりもこの方向に発展するのだろうから、一概にここだけを褒めるわけにはいかないけど。
しかし企業間でのコラボレーションが重要な今日、ホスティングにも対応したグループウェアは極めて有効だろう。

マクネリ、iPodを語る

CNET Japan「サンの創業メンバーが再会-アップルとの秘話も明らかに」より。

「iPodは家庭にある留守番電話のようなものだ。一時的な流行で終わる」と同氏は語った。「5年後には、どこにいようと、携帯電話から自動的にライブラリにアクセスできるようになる。その時には、iPodはあまり売れなくなるだろう」（McNealy）

疑問は3点。

• 5年後の高速通信インフラとして、なにが想定されているのだろう？　少なくとも、従量制で課金される仕組みでは、この話はありえない。
• ライブラリの標準化に、ステークホルダーが同意するだろうか？　同意するとしたら、最も影響力の大きいブランド（iTunes Music Storeとか）が主導するのではないか。
• 5年後においても、Appleがストレージを組み込んだiPodで商売し続けていると考えるのはいかがなものか。

米映画ワーナー、ＢＤ方式も支持 次世代ＤＶＤ

中日新聞より。

米映画最大手のワーナー・ブラザースは二十一日、次世代ＤＶＤ規格としてソニーや松下電器産業が提唱する「ブルーレイ・ディスク（ＢＤ）」方式の推進団体に加盟し、映画ソフトをＢＤ方式で発売すると発表した。ＢＤ陣営はハリウッドの大手スタジオ六社のうちユニバーサル・ピクチャーズを除く五社の支持を取り付け、次世代ＤＶＤの主導権争いで東芝などの「ＨＤ　ＤＶＤ」陣営に対し優位な立場を固めた。

こうなると、ユニバーサル・ピクチャーズもBD対応を発表するのは時間の問題だろう。自社製品だけが選択肢からはずれるなんて、株主が認める訳がない。
MSやインテルのHD応援はなんともタイミングを失したかたちだが、それで地位を失うほど柔な2社でもなし。

WX310Jは2006/01/中の発売？

JRC日本無線の製品紹介より。
遅すぎる！
下手すればジャケットフォンに追い越されるぞ。

ウィルコム、全機種フルブラウザ搭載の新端末4機種

Impress Watchより。

ウィルコムは、京セラ製「WX300K」「WX310K」、三洋電機製「WX310SA」、日本無線製「WX310J」の4端末を発表した。11月中旬から順次発売される。

インテリシンクに対応しているWX310Jが面白そうだ。
ただ、Outlookとシンクロできるといってもどこまでできるか確認する必要がある。
スマートフォンの最先端を行っているはずのドコモM1000は、メモのシンクロに対応してないそうだし。

妄想モバイル機器

栗原潔のテクノロジー時評Ver2「勝手に企画書：モバイルギア・リローデッド」より。
○対象

• 携帯電話＋ノートPCでは重すぎるという人
• 携帯電話＋ノートPCではコストがかかりすぎるという人（デスクトップPCと別に導入したくないという人は少なくあるまい）

○特徴

• ミニノート並みのフルキーボード
• W-SIMスロット
• グレースケール液晶（16階調・横長640×320）
• USBポート（PCとの接続およびUSBストレージ以外への対応不要）
• SDカードスロット
• 単３乾電池×3・連続12時間稼働
• 重量600g
• 以下のアプリを搭載
• PIM（PCと同期可能）
• テキストエディタ
• メーラ
• Webブラウザ（Opera？）
• 電子辞書（データは別売り）
• 税込44800円

○備考
正直、Treoの日本版があればそれでもよい。

がんばれFSWiki、と言っていいか迷う

会社で、FreeStyleWikiによる情報共有を（極めて小規模に）実施している。
そんな訳で、作者（って言い方でいいの？）たるたけぞう氏の日記にてこのような記述があるとこちらとしてもへこんでしまう。
Perlについては独学すら途中で挫折した私としては、なんら協力させていただく手段もなし。
ただ「がんばれ」「応援してます」なんて言うのは、他人の努力にたかるダニのようで情けない。

ドコモ、PHSサービス撤退も視野に4月末で新規受付終了

IMPRESS Watchより。

また、競合しているWILLCOMとも比較した中村氏は「WILLCOMは約300万、当社は135万とユーザー数に開きがある上、データ通信サービスの市場は大きく縮小している。我々としては、PHSとFOMAの2つを追えず、経営資源をFOMAに一本化させることにした」と述べた。

データ通信サービスの市場が縮小しているという言い回しには疑問。
本来そのサービス内でおこなうべき事柄をFOMAやらi-modeやらに囲いこんだ結果、自ら市場を狭めてしまったと捉えるべきだろう。
とりあえず、がんばれWILLCOM。できたらPalm OSのスマートフォンを出してくれ。