ITmediaより。
Tablet PC Edition 2005では、手書き入力をテキストに変換する際のスピードと精度が高まり、手書き文字認識技術が向上している。また、入力データの種類を見分けるための文脈的ルールが追加されたおかげで、ペン入力されたデータを、インターネットや電子メールのアドレス、フォームなどに変換する処理が改善したとMicrosoftは述べている。
タブレットPC普及にとって重要なのはテキスト変換効率ではあるまい。
なぜなら、どう頑張ったところでキーボードより早く入力できる訳がないからだ。
むしろ、いかに「紙」の良さを取り入れるかが肝心だろう。
具体的には、入力された文字列と図形の関係を読み取り、それを図や文章に落とし込む機能が欲しい。
Aという文とBという文を矢印で結んだ時の意味。
Cという文とDという文を四角で囲った時の意味。
それらをいくつかのパターンとして示し、ユーザに選ばせる。
図解と文の良さを兼ね備えたとき、はじめてタブレットPCは成功するだろう。