asahi.comより。
関係者によれば、試運転に向けた、電力システムなどの認証を得ることに手間取っている。認証は台湾高鉄に加え、高速鉄道プロジェクト全体を監視する独立検査機構からも受けなければならない。
これらには欧州の認証基準が適用され、実際に高鉄の欧州人スタッフや欧州のコンサルタントが担当している。このため「日本の新幹線を輸出したといっても、その安全性や性能を、欧州の基準で欧州人に向けて極めて厳密に証明しなければならない」(関係者)という。
事業が遅れる台湾にとっては災難だろうが、日本にとってはむしろ良い経験だと思う。
自分たちの基準内だけではなく、他者の基準にも適応できてはじめて世界で仕事ができるのだから。
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