CNN.co.jpより。
中東の原油国、サウジアラビアは17日、BAE、EADSなど欧州軍需メーカーが開発、製造する次世代戦闘機「ユーロファイター タイフーン」を72機調達する契約に調印した、と発表した。サウジ国防省が声明で述べた。
サウジアラビア空軍はF-15とあわせてトーネード(ADVおよびIDS)を装備している。イスラエルの手前、アメリカがサウジアラビアへF-22を売るはずもない。
将来的にF-35やF/A-18E/Fとかはあるだろうが、どちらも主力機と考えるなら見劣りする。ラファールも似たようなものだ。F-5Eの後継機としてならありえるが、きっとそっちはホーク系列ですませてしまうのだろう。
あとはロシアのSu-27系ぐらいだが、さすがにあれだけ兵器体系が違うと二の足を踏むのが当然。
今回決まった78機の運用実績などを見ながら、サウジアラビアはアメリカとF-15の後継について交渉するつもりだろう。まあ、お大尽だからこそできる交渉だけど。