CNN.co.jpより。
航空機製造メーカー大手、欧州エアバス・インダストリーの次世代の超大型旅客機、総2階建てA380のエンジン製造を任せられている英ロールスロイス社は6日、製造を約1年間、中断することを決めた、と述べた。
A380のエンジンは2種類。ロールスロイスのTRENT900以外に、エンジンアライアンスのGP270も選択肢ではある。しかし、こちらはまだ8月に飛行した5号機で搭載されたばかり、というレベル。
おそらくロールスロイスは、A380生産が遅れた結果としてエンジンアライアンスとの実績差が埋まってしまうのを懸念しているのではないか。
しかし、TRENT900開発にかかったコストを考えれば、ロールスロイスにとっても今回の製造一時中断は厳しい決断のはず。A380生産の遅延の原因はかなり根深いと判断されたと言うことか。
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