- 私の認識では、「シー・ベース」とは敵地から40km以上離れた外洋に埠頭、空港、物流倉庫、データセンターを構築し、そこを兵站拠点とした一定レベルの継続的な攻勢を実現せしめるもの
- 「シー・ベース」はメガフロートなどの洋上構造物ではなく、一定以上の快速で機動できる艦船で形成される
- 外洋という不安定なエリアで、本当にそんなことが可能なのか? 波浪や気象の影響は排除できるのか?
- 小型舟艇や小型機などによる自爆攻撃などから本当に守りきれるのか?(近寄れば皆殺し、というなら別だが…)
- 極めて迅速に中規模以上の戦力投射ができるというメリットはわかるが、そこまでの即応性が必要なのか? 重要性があるエリアなら、まず外交手段で安定化を図る(また、有事の際に即応できる拠点をその付近に設ける)のが健全な戦略ではないのか?
- 陸海空軍の仲が悪いのはどこの国でもよくあることだが、ここまで空軍や陸軍との協力を無視した構想が出てくるというのは、米軍全体としての統合が揺らいでいるのではないか?