ドボアチンD510は両大戦間のフランス戦闘機。
低翼単葉で、エンジンはイスパノスイザの液冷12気筒(860hp)、三翅プロペラでその軸には20mm機関砲1門を搭載していた。
このように先進的な部分もあったが、主脚は固定式でコクピットは開放型と保守的な面もあった。また主翼の平面形も付け根後端をえぐっており(おそらく、下方視界を重視したのだろう)、過渡期の機体という印象が強い。
時代はたいていなにかとなにかの間の過渡期なのだが、その中に生きる人々がそれを意識することは難しい。将来を見通すことは難しいし、仮にそれが出来たとしてもそれを「今」実現できる者は少ないのだから。
ほんと、今をなんとか生きていくのが精一杯なのよね、などとボヤキながら今日はTAEBO T3 イグニション。
今週はかなりダウナーな感じだったのだが、それもまあなんらかの過渡期な訳で。
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