ZDNet Japan「Lockheed Martin Aeronautics、F-35統合攻撃戦闘機開発にIBMとダッソーのPLMソリューションを採用」より。
Lockheed Martinは、このプロジェクトのプライムコントラクターに選ばれ、「CATIA V4」からV5への移行を可能な限り迅速に進めることを決定。製品開発にはCATIA V5を利用し、製造シミュレーションにもダッソー・システムズ製の「DELMIA」を活用する。
PLMは製品ライフサイクル管理のこと。開発から生産、保守、営業に至るまでの効率アップを目指すわけだ。JSFは空軍向け、海兵隊向け、海軍向けなどいくつものバージョンが予定されているから、このようなソリューションでの管理が有効なのは確か。たびたび方針変更や仕様変更が検討されている旨がニュースとなっているぐらいだから、メーカとしてはこういったソリューションでもないとやっていられないのだろう。
とはいえ、この時期にCADツールまで更新するというのは思い切った措置かも。