○組織と意志決定
○ブログの特性
○結論
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ITmedia「シックス・アパート、Movable Typeの法人向けパッケージ・ライセンスの販売を開始」より。
販売目標としては、来年1年間で数千の受注を見込んでおり、システム・インテグレーション企業やウェブサイト構築企業だけでなく、比較的小規模のWebデザイン会社でもアフリエイトの形態で再販を認めることも検討しているという。
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tpircs（ターンスクリプト）のここだけの話より。
自分の心を、信ずるに足らないと感じる。
私の誠意が、誰かを幸せにするとはまったく思えない。
しかし私は「誰かの心が他の誰かを幸せにする」と無根拠に信ずる。
それは自らへの絶望でもあるのだが、固く信念として持ち続けたい。
私が社内blogの実現を目指しているのは、そのような信念が故である。
blogというソリューションが「心に触れる」ことを実現できるとは言いきれない。
しかし、その実現に最も近いソリューションがblogだと私は考えている。
「ソリューションありき」？ 「他力本願」？
それらの批判はまったくごもっとも。
だが、批判されながらも笑われながらもそう主張し続けることが私にできる最善なのだろう。
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昨今ずいぶんヘコんでいるが、これは社内blogによる意見交換活性化の件で先行きが見えなくなってきたことによる部分が大きい。
曰く「似たようなことをExchange Severでできるんじゃないの？」
だったら99年（うちの会社で導入した年）にはもう社内での意見交換が活発化してるだろーが！
曰く「5年後10年後には導入するかもしれないけど、まずはお金をかけずに意見交換ができるように工夫したら？」
じゃあその「工夫」を考えて提案しろよ！
曰く「blogに夢中になって逆に効率が落ちるんじゃないか？」
98年に全メンバーが常時Webとメールを利用可能とした時にも同じようなことを言われたが、それが愚かな意見だったというのは同意するよな！
曰く「そんな仕組み作っても誰も意見言わないよ」
…ああ、たわけらしい。
結局、意見交換をするつもりがないというのか。
狭い「部署」で楽しくすごせりゃ、会社の活性化なんぞはどうでもいいっていうのか。
そのしっぺ返しがいずれ降りかかったら、またどこかの誰かについて陰口を叩きながら非効率な作業を続けるつもりか。
そんなのでも「楽しい職場」ではあろうが、「楽しい仕事」でも「良い仕事」でもないぞ！
…などと考えるも、そんなことは口にできない。
私が会社におこなってきた貢献は無と評価されているし、彼らの働きで会社が利益を得ているのは事実。
人望については比較するべくもない。
誰がどう見ても私の意見のほうが「独善」であり「妄想」だろう。
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私は楽しく仕事をしたいと思っている。
仕事を楽しめねば、その会社に貢献できないと考えるからだ。
いやいや働いている人間が「会社のため」になにかをなし得るはずがない。
しかし、世の中の多くの方々はそんな風には考えていないのではないかと最近感じている。
どうも多くの方々は、職場が楽しければ良いと考えておられるご様子だ。
たしかに、職場内でのコミュニケーションは仕事において不可欠な要素だ。
だから「楽しい職場」は非常に重要な要素である。
しかしそれが「楽しい仕事」よりも重要だとは、私にはどうしても思えない。
職場内に波乱をおこしてでも改革しなければ「楽しい仕事」を実現できないケースが多々あるはずと考えるからだ。
私はそれ故に、社内blogによって職場に波乱を持ち込みたいと考えている。
侃々諤々と大いに議論し、改革を成し遂げたいと思っている。
しかし、そのような考え方自体が間違っているのかもしれない。
いや、世間の多くの方々がそう考えていないのだから、間違っていると言いきる方が正しいかもしれない。
であれば、社内blogなどというツールなど不必要だ。
大半の人々は職場できちんとコミュニケーションをとれるのだから、そんな道具に頼る意味はない。
それは、技術をもってコミュニケーションを代替させ得ると考える、技術オタクの独りよがりな考え方だ。
アスペルガー症候群ゆえにコミュニケーション能力に欠如を持つ私であるから、そのような独善にとらわれていると考える方が自然だろう。
しかし、本当にそうか？
本当に楽しい仕事は、波乱は、社内blogは不要なのか？
盲目の方が色を識別できないように、私はその問いに結論をだせない。
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