- 先進国の通信、生活、流通インフラは概ね整っており、今後はその維持や整理が中心となる。
- 発展途上国のそれはまだ低い段階にあり、今後の拡大が期待されている。
- しかし、インフラ整備は継続的かつ大規模な投資が必要であり、発展途上国には難しい。
また、それぞれの国内における優先順位付けの調整も難航するだろう。 - 先進国や世界銀行による融資もあるだろうが、ニーズを満たすのは無理だろう。
- いっそ、「低インフラのまま今日的サービスを受容できる」ようにするビジネスを推し進めてはどうか。
- 例えば携帯電話。世界では固定電話がないまま携帯電話が普及しているエリアも多いと聞く。
例えば太陽電池。人口密度が低い地域なら送電線を引くより容易に設置できる場合も多い。 - 村落に設置できる小型の発電機や蓄電器なんかは、今後需要が見込めそうだ。
また、未舗装道でも走りやすい小型車も期待できそうに思う。たぶんタタのナノでは力不足で、むしろ4WDの軽トラックなどが望ましいだろう。 - 「貧乏人から金をむしり取る」とも言えるが、彼らの生活水準をあげることこそ重要とも言えるだろう。