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大分と佐賀で朝日新聞が夕刊廃止

朝日新聞社は１０日付の朝刊で、大分、佐賀両県で発行している夕刊を３月３１日付で廃止するとの社告を掲載した。

via sankei.jp.msn.com

夕刊なしで、新聞販売店の経営成り立つのかな。
ひょっとすると、新聞に限らず出版界全体の地殻変動の始まりかもしれない。 

飲水不忘挖井人（水を飲むときには井戸を掘った人を忘れない）

現在も使われている烏山頭ダムを、歴史的に特別な背景を持つ日台関係の「象徴」と位置付ける馬英九総統は、昨年５月８日の命日に同ダムで行われた「しのぶ会」に出席。「台湾農業の現代化に大きな貢献をした」と八田氏を評価して、記念公園建設計画を発表した。

via www.47news.jp

イデオロギーや、自分の狭い認識だけに基づいて「坊主憎けりゃ袈裟まで」となる人とか国も多い。
けど、ちゃんと相対化して客観的に評価してくれる人や国もある。いいことだね。

保守派の平沼氏、新党結成の動き

自民党離党組で無所属の平沼赳夫元経産相は１７日、岡山市内のホテルで開いた後援会パーティーで、「今夏の参院選までに新しい保守勢力を結集して、自民党と共同して第３の流れをつくっていきたい」と述べ、新党を結成する方針を明らかにした。今夏の参院選に向け、候補者調整も進めているという。

[From 平沼氏が新党結成へ - MSN産経ニュース]

保守派の復権は（少なくとも個人的には）望ましい。
また、個人として尊皇の信念を持ったり、憲法改定の必要性を唱えることにもあまり異議はない。
だが、そういった側面の目立つ人物が新党を結成したとして、多くの国民の支持を得ることができるだろうか。
あるべき「保守」、今求められる「保守」についての考察がなされ、その上で力が結集されるよう望みたい。

ロシア、無許可デモを理由に人権運動家らを拘束

インタファクス通信などによると、モスクワ中心部で１２月３１日、ロシアの人権活動家らが「集会の自由」を訴えてデモを行おうとしたところ、警察部隊が参加者約５０人を拘束した。著名な人権活動家リュドミラ・アレクセーエワさん（８２）も拘束された。
（中略）
欧州議会からこれまでの活動を評価され、１２月１６日に０９年の「サハロフ賞」を贈られたばかりだった。

[From ロシア：警察部隊が女性人権活動家ら５０人を拘束 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)]

それが気に障ったんだろうなあ。
なんにせよ、この手の拘束や抑圧もロシアだと「またか」という印象になってしまうのがある意味すごい。

凍てつく海で襲撃に抗う

一方、ＳＳの抗議船「スティーブ・アーウィン号」は１２月７日に豪州を出港。１４日には調査捕鯨団の「第２昭南丸」に３００メートルまで接近してきたため、第２昭南丸が警告の意味で放水すると、相手も放水してきた。
今回ＳＳは小型高速船「アディ・ギル号」を初めて投入しており、２３日には２０メートルまで第２昭南丸に接近してレーザー光線で乗組員の視界を遮るなどした。２９日までに計４回の妨害行為が行われている。
（中略）
調査捕鯨団の一員でありながら、第２昭南丸は母船の船団とは離れて航行している。ＳＳの抗議船を監視することが最大の任務だからだ。実はスティーブ・アーウィン号の豪州出港直後から追尾を続けており、その位置を逐一、母船に報告している。スティーブ・アーウィン号が船団に向かってきそうになったら、見つからないうちに逃がそうという作戦だ。
（中略）
調査捕鯨団はこれまでもＳＳの監視を試みてきたが、２０日以上にわたって成功したのは初めてという。なぜ今季はうまくいっているのか。農水省は「作戦上の秘密なので明かせない」と話すが、昨季までの苦い教訓を糧に、日本側の対応がしたたかさを増しているのは確かなようだ。

[From シー・シェパード対策成功、調査捕鯨は順調 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）]

なんというか、北海でドイツのUボートや＜コンドル＞と戦うロイヤル・ネイビーのコルベットみたいだな。そういえばそもそもコルベットは捕鯨船に出自があるんだっけ。
シー・シェパードが無茶な新戦術とか繰り出してこないといいんだけど。

あまり良い兆候とは思えない

アフリカ系（黒人）米国人の９割以上がオバマ大統領の仕事ぶりを支持していることが、ＣＮＮとオピニオン・リサーチが実施した最新の世論調査で明らかになった。支持する白人の４２％を大きく超えている。

[From CNN.co.jp：アフリカ系米国人、９割がオバマ大統領を支持　最新世論調査]

大統領は「アメリカ人」のリーダーであるべきで、アフリカ系アメリカ人のそれではない。そう考えるアメリカ人も少なくあるまい。
特定の人種・民族などと結びつけられることは、アメリカ大統領にとってはマイナスだろう。例えばケネディはアイルランド系の、あるいはカトリック教徒の大統領という位置づけではなかったはずだ。

首相、グアム否定「一つの考え」 普天間移設で - 47NEWS（よんななニュース）

鳩山由紀夫首相は２７日午前、前日の民放ラジオ番組収録で米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設先としてグアム島を否定したことについて「一つの考え」と強調した。グアム移転を主張する社民党の反発を和らげるための配慮とみられる。

[From 首相、グアム否定「一つの考え」　普天間移設で - 47NEWS（よんななニュース）]

さすが、政策が15分しかもたないと評されるだけのことはある。
もうちょっと考えてから発言してはどうか。

経済発展だけで一党独裁の愚を拭える訳もない

中国共産党独裁体制の廃止などを求めた声明「０８憲章」の起草者の一人で、国家政権転覆扇動罪に問われた反体制作家の劉暁波氏（５３）の判決公判で、北京市第一中級人民法院（地裁）は２５日、劉氏に懲役１１年に加え、政治権利はく奪（はくだつ）２年の実刑判決を言い渡した。
（中略）
国営新華社通信は「裁判は公開だった」と伝えたが、欧米諸国など十数カ国の外交官は傍聴できず、裁判所前で劉氏即時釈放を求める声明を読み上げ、強い不満を表明した。
これに対し、中国政府は一貫して「粗暴な内政干渉だ」と反論する姿勢を崩していない。

[From 中日新聞:０８憲章起草者に厳罰　中国、反体制派締め付け:国際(CHUNICHI Web)]

法治主義と民主主義は、中国では敵と見なされているようだ。おそらく、それを現実化した時に生じる国内の混乱（経済に極端な格差のある内陸部と沿岸部の対立とか）を恐れているのだろう。
だが、無数の情報が国境を越えて駆け巡る今日、独裁をいつまでも維持できるとは考えにくい。
今からでも軟着陸への道を探るべきだと思うのだが。  

女性襲撃の男２人に鼻と耳切り落としの判決

パキスタン東部ラホールの裁判所が、女性を襲って鼻と耳を切り落とした男２人に対し、同様に鼻と耳の切り落としを命じる判決を言い渡した。パンジャブ州検察が２２日、明らかにした。
（中略）
事件を担当した捜査員によると、モハメド被告は被害者の女性（２２）に結婚を申し込んで断られたことに腹を立て、アリ被告と共謀して犯行を計画。仕事から帰る途中の被害者を待ち伏せて首を絞め、女性が死亡したと思って見せしめのつもりで鼻と耳を切り落としたという。

[From CNN.co.jp：女性襲撃の男２人に鼻と耳切り落としの判決　パキスタン]

CNNのタイトルだけ見て「なんと残酷な判決」と思ったが…こりゃ否定できないな。

通知、ねえ

トヨタ自動車が系列の部品メーカーに対し、自動車部品の調達価格を２０１３年までに３割引き下げる計画を通知したことが、２２日明らかになった。
（中略）今後、個別の部品について価格や仕様を部品メーカーと協議し、トータルで３割の引き下げを目指す。

[From 部品コストを３割引き下げへ　トヨタ、下請けに通知 - 47NEWS（よんななニュース）]

過剰な品質を見直したり、エンドユーザが求めていない機能・サービスを省くことによってコストダウンは可能だろう。しかし、ちゃんとした「協議」になるんだろうか。得てしてこういった数字は一人歩きし、強引な押しつけにつながりがちだが。