- 漫画喫茶 395円
チャンピオンとサンデーしか読めなかった - その他雑酒×2 200円
- 体重 68.6kg
- 体脂肪率 22%
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コンベアF-102デルタダガーはその名の通り三角翼の戦闘機。キャノピーは旧ザクよろしく真っ正面にフレームが入っており、今日の常識からすると奇異な印象を受ける。機体はいわゆるコークボトル・ボディとなっており、スマートにして力強い。
実のところデルタダガーは、さまざまな紆余曲折を体験した戦闘機だ。ソ連のジェット爆撃機による核攻撃を阻む全天候要撃ウェポンシステムWS200の一環として開発が始まったものの、その電子管制装置MX-1179プロジェクト(後にヒューズMA-1として結実する)は進捗が遅れたため、その点では暫定策でしかなかった。
また当初は音速突破ができず、急遽エリアルールの採用により(コークボトル・ボディはこのため)どうにかマッハ1.25を達成した。このため多くの治具が無駄となったようだ。
部隊配備後も問題はいくつか生じ、垂直尾翼の大型化や主翼コニカルキャンバー増大を含む改修を実施している。
後継機F-106が誕生すると主力機の座を早々に追われ、空軍州兵にまわされたりトルコやギリシャに供与されたりした。
だが、「失敗作」とは決めつけ辛い。なにしろ、後継機の3倍ほども生産されたのだから。いかに暫定策とはいえ、本当にひどければ1000機も装備されるはずがない。
ことほどに、「失敗」の定義は難しい。「その時そこにあった」というだけでも、意義ある存在と見なされることもある。
という訳で、なかなか痩せない中年が今日も応用プログラム(ビリーバンド装備)。たしかに「望んだ結果」には至っていないが、だからといって「失敗」とは言えないわな。
とはいえ、オレの人生は失敗の連続だとしか考えられないんだけど…。
2007-05-20 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
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アグスタウェストランド・インターナショナルEH101はイギリスとイタリアが共同開発したヘリコプター。シコルスキーH-60シリーズやNH90などより一回り大きく、H53スーパースタオリオンやMi-26などよりは二回り小さい。
サイズ的にはSH-3シーキングやMi-8ヒップなどに近い。が、それらの誕生はいずれも1960前後で、古強者というよりも消え去るべき老兵と形容すべきだ。
アメリカの対抗馬はシコルスキーS-92。ベストセラーH-60シリーズをベースとしている。しかしその初飛行時期は、EH101よりざっと10年遅れている。
複合材やグラス・コクピットなどを採用し、運用面では旧世代の期待より大きく進歩している。それと同時に、S-92などより10年という時間のアドバンテージを得ている。この点こそが、EH101最大のセールスポイントだろう。
それゆえに、アメリカとの相互運用性を重視する自衛隊ですら採用し(掃海用、南極観測支援用)、アメリカもなんと大統領専用機として選定した。
これらの事実は、適切な時期と規模を選ぶことの重要性を示している。いかに将来性があり期待したくとも、「今」の必要には勝てないのだ。
ビリーズブートキャンプ関連のblogやSNS、2chスレを見ていると、「もっといいフォームでできるよう、基礎体力をつけてからチャレンジする」というような言い回しをちらほら見かける。
だが私は、そのような考え方には同意しない。なるほどたしかに、筋力がともなわなければ適切にきかない動きもビリーズブートキャンプには少なくない。だが「今始める」ことが必要なのだ。そして、効率が悪かろうが始めた事柄はわずかずつでも前進する。ことがプロジェクトやらなんやらと複雑ならば、必ずしもそうは言えないだろう。だが、身体は素直に答えてくれる。
苦しかろうが、ききが悪かろうが、まず始め、そして続ける。それが大事だと今は考えている。
という訳で、今日は応用プログラム(ビリーバンド付き)。あいかわらずできない動きはまだまだあるのだけど、それでも続けるよ。
…ってえらく立派なこという割には、他ではシラケや嫌気ばっかりだな、ワシ。
2007-05-19 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
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えー、カントクを崇拝する者としては、百っつーたら「機動戦士Zガンダム」の<百式>なんですよ、はい。
金色とか、肩の「百」の字とかはカントクの指示らしい。やたらとスポンサーに気を遣う割には、当時メイン商品だったプラモデルにした場合のコストや手間はシカト。アニメーターもトレスも彩色も手間が増えるばかりだというのに、なんでまたそんな指示を…。
とはいえその後、プラモデルはガンダムのバリエーション(百式はZガンダムの競作機として設定されている)ばかりが売れる時代となり、「Gガンダム」や「ウイング」、「SEED」に至っては登場する主要メカがあらかたガンダムばかりとなるに至った。
カントクは「ZZ」作中にて(不本意ながら)<ガンダム・チーム>という形でその先駆けを試みた訳だが、そこに至る道程として百式はあったのかもしれない。
その意味では、逆境もハンデも読み替えて己の手段とするカントクのオーバースキルが、この百式でも発動していたとも言えるだろう。
という訳で、ワシも逆境やハンデを己の手段とすべく基本プログラム(ビリーバンド装着)にチャレンジ。今週もできない日が多かったけど、まだ終わらんよ!
2007-05-18 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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99式1号20mm固定機銃は、有名なゼロ戦こと零式艦上戦闘機の主兵装。スイスのエリコンFF20mmを国産化したもので、その大口径と大威力から、一昔前は零戦の特長の一つとされてきた。
が、昨今はむしろ大口径故の初速の遅さ、当てにくさ(いわゆる『小便弾』になる)点をもって、装甲の排除とともに零戦の欠点とされるケースが多い。
なるほどたしかに、WW2初期の艦上戦闘機だった零戦は、20mmの機関砲(当時の海軍は30mm以下を機関銃とした)を装備すべきではなかったかもしれない。その分の重量を利用し、7.7mm機銃を合計6挺装備したほうが、アメリカの艦載機とわたりあうには使いやすかったろう。
また、後に99式2号として長砲身化・初速の改善が図られているのだから、その批判も事実に基づくものであったろう。
だが、WW2中盤以降においてはどうだろう? 艦載機以上に強固な防弾装備を有したアメリカ爆撃機に立ち向かうとき、7.7mm機銃のような小口径火器に存在意義はあったろうか?
実際、海軍は開戦前後から7.92mmや13mm機銃の国産化をすすめ、さらには30mm機銃まで開発している。会敵することもままならぬ高空を飛ぶ敵重爆への対抗を考えるなら、当時の日本軍戦闘機が持ち得た最良の装備は、やはり99式系の20mm機銃だったのではないだろうか。
むしろ責めるべきは、局地戦闘機(迎撃戦闘機)の開発に手間取り、本来艦上戦闘機だった零戦にその役割を代行させ、あまつさえその後継機開発に失敗した日本海軍のマネジメント力不足であろう。
…なぁんて後知恵で言ってるんじゃねーよ! そんなツッコミする気があるなら、まずてめえの職場でしなよ! と、まずは自らにツッコミ。
ツッコミついでに基本プログラム実施。ビリーバンド装備は過大な負荷ではあれど、それを嘆いていてもエンジンが大きくなるわけじゃないし。
2007-05-16 カテゴリー: 日記 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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