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Sankei Webより。
韓国のテレビが「八・一五」に特ダネとして報道した“旧日本軍による生体実験”と称する映像が、実は中国で制作された反日・劇映画の場面だったことがわかり、大誤報として問題になっている。
2chあたりでまた叩かれそうな話。 とはいえ、
については評価していいのではないか。 まあ、当たり前といえばそうなんだけど。
中日新聞より。
中央アジアの産油国カザフスタンの石油権益獲得に向け、中国とインドの国有石油会社が買収合戦に乗り出した。欧米メディアが15日、一斉に報じた。新興市場国として台頭著しい中国とインドは、高成長を維持するため、世界各地で資源獲得競争を激化させそうだ。
おそらく今後、似たような案件は次々と出てくるだろう。さまざまな取引を通じて、中国が国際協調の重要性を理解してくれれば良いのだが。そのためには、日本もなんらかの動きを示す必要もあるのではないか。
MSN-Mainichi INTERACTIVEより。
中国の週刊誌「中国新聞周刊」の15日付最新号は、同誌が企画したインターネットによる世論調査で、日中関係の将来について中国人の約60%が「日中両国は資源をめぐり再び戦争になる」と回答した、と伝えた。
懸念なのか期待なのかは、この記事からではうかがえない。とりあえずは感情的な反応は抑え、戦争回避のためになにをすべきか考えるのが文化的というものだろう。
約95%は「日本の軍国主義が復活する可能性が高い」と述べ、さらに約55%は「日本政府が正式に謝罪しても永遠に信用しない」と断じた。
謝罪しても信用しないってあーた。まあ、アンケートの設問で誘導したのだと推測されるけどね。こんな子供みたいなことばかり言ってると、いずれ信用を失いますよ。
韓国の有力紙、朝鮮日報は15日、韓国の16—25歳の若年層を対象にした世論調査の結果、米国と北朝鮮が仮に戦争になった場合は北朝鮮に味方するとの回答が65・9%に上ったと報じた。米国側につくとしたのは28・1%にとどまったという。 ただ「就職や移民で他国に行くなら、どの国に行きたいか」との質問に北朝鮮と答えた人は1人もいなかった。1位はオーストラリアの17・9%で、次いで米国16・8%、日本15・3%の順となった。同紙は「(若年層は)北を生活の苦しい親せきぐらいに考えており、脱理念的な民族主義の傾向が強い」との識者の分析を伝えた。
この分析はどうなんだろう? むしろ民族主義がドグマ化していると受け取るべきじゃないだろうか。 おなじ民族として親近感や一体感を持つのはわかるけど、多数のミサイルやロケット弾が自分たちの首都に向けられているという事実を思考から排除するのは、あまりに非理性的だろう。
CNN.co.jpより。
ウィーンの外交筋によるとイランのナセリ特使は同日のIAEA理事会で、もし欧米がイランのウラン転換を強制的に停止させようとするなら、上昇の続く原油価格をさらに高騰させることもあり得ると示唆。またイラクやアフガニスタン、シリアといった、地域の不安定要因となっている要所を、さらに不安定化させるか逆に安定させるかも、イランの協力次第だと示唆したという。
そんなことを言えば「イランは反米テロの拠点だ」と非難されるのは目に見えていると思うんだがなあ。イラクで苦しんでいるからといって、アメリカが手出ししないとでも考えているんだろうか。
アメリカをこれ以上嫌われ者としないためにも、なんとか日本が仲介できないものだろうか。
東シナ海の石油ガス田開発問題で、中国が日中中間線に近い採掘施設「春暁」で掘削作業に入った。今秋の本格的な操業に向けた採掘準備を加速していることをあらためて裏付けた。日本政府は中国側に抗議し事務レベル協議の再開を呼びかけたが、日程もまだ決まらず事態の打開にはつながっていない。
中国政府は既成事実を積み上げていくつもりだろう。軍事的オプションを事実上放棄している日本に、それを阻止する手立てはない。 こちらも既成事実を作りつつ、諸外国の協力を得られる状況を作り出していくしかあるまい。
民主党の岡田克也代表は同日午前の民放番組で、今回のマニフェストの柱を政府歳出の削減とし「3年間で10兆円」との目標値を示した。
歳出削減自体は賛成。しかし、なにをどうけずるつもりなのか、これだけでは検討もつかない。
民主党の政策案はばらばらで全体的整合性に乏しかったという印象が強い。国民を納得させられるだけの良い案があるのなら、この段階で説明して欲しいところだ。
投票に当たっての個人的指標と優先順位は以下の通り。
どこまでできるかはともかく、せっかくある選挙権を放棄はしないよ。
YOMIURI ONLINEより。 まずは無事でなにより。 それにしても、潜水艇や海底敷設ソナーなどはどうしても秘匿したいアイテムのはず。 乗員救助のためには、それらまで米英や日本にさらさねばならぬのがロシアの現状なのか。 これを機会に、日本はロシアとの救急・災害支援におけるパイプを強化してはどうか。 信頼を育成してもロシアが味方についてくれる訳もないが、せめて敵にまわらぬよう努力はすべきだろう。
8時過ぎに起床。テレビをつけると、広島の原爆慰霊について放送されていた。 身支度の後、マクドナルドで朝食。 JRで飯田橋まで出て、そこから徒歩で靖国神社へ。 鳥居にせよ灯籠にせよ、それらはせいぜい江戸末期以降の日本しか語っていない。 にも関わらず、遊就館内の展示はそれらをすべて神武天皇以来の文脈上に位置づけている。 おそらく大半の国家が似たようなことをしているのだろうと思うと、このような仮想の枠組みなしではいられない「世界」への疑問が強まる。といっても、「より正しいなにか」なんて想像もつかないのだが。 展示物の大半よりも、むしろ見学する人々のまなざしが興味深かった。どことなく「プロジェクトX」や「そのとき歴史が動いた」あたりでも見るかのような印象があったのだ。また、展示の仕方においてもそういった手法を積極的に活用していると思われた。 このようにすねた見方ばかりしていた私だが、花嫁人形たちの姿には思わず涙をこぼしてしまった。 妻をめとることもないまま戦場に散った兵士らに、せめてもの慰めとして捧げられた人形たち。 哀れで、愚かしく、そして美しい。 それらを受け入れつつ、乗り越えていくためのなにかが出来るような自分となりたい。