豊田工業大学は9日、人工知能を持ち、安全確保のための自律走行が可能な自動車の開発を行う研究組織「スマートビークル研究センター」を学内に設立したと発表した。
(中略)
具体的には標識など周囲の運転環境を認識するソフトウエアを開発し、カメラやセンサーなどと組み合わせて安全に自律走行できる技術確立を目指す。
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インフラ協調などをパーフェクトに実施できれば、安全な自律走行は可能だろう。しかし、世の中にパーフェクトなど存在しない。つまり、たとえわずかでも事故の可能性は残る。その時、「安全な自律走行」ができなかった責任は誰がとるのか。
常識的判断はともかく、法的問題となることは容易に予想できる。そして、メーカーも国もそのようなリスクは拒むだろう。
今回の取り組みが技術屋のマスターベーション、プチ天下り先の形成に終わるのではないかと危惧する。